商品=内容×伝え方
株式会社アズマの小川大介です。
第12回のブログでもお伝えした通り”伝える”ことって重要だと思います。
答えがないのであくまでも個人的見解です。
お店に溢れる商品の中から自分が欲しいと思えるものを見つけるのって結構しんどいです。
ブランドやデザインなどで選ぶこともありますが、価格で選ぶこともあります。
なんてことない商品でも、他と何が違って、自分が必要とする機能はあるのかなど販売店で展示されてる商品やPOPと呼ばれる展示台などの情報を見ながら、またスマホでネットをたたきながら決めたりします。これが必要だから買いにいこうで買い物に行きますが最後は直感的に買ってしまうことが多いです。
買った後失敗しても自分で認めたくないので、何か納得できることを探したりします。
良くあるのがTシャツです。サイズ感が微妙で・・・の時はパジャマで着れるからと無理やり納得したりします。
大げさだけど、最低限の礼儀
私たちは商品を買っていただいて生計を立ててます。
個人としての買う側の立場から、仕事になると買っていただく側になります。
なので、最低限お客さまに商品をしっかりお伝えするのが礼儀ではないかと思うのです。
普通の商品でも一芸、多芸に秀でた商品でも、同じです。
気づかない魅力や、使い方のバリエーションなども興味や購入後の興奮につながる特徴がある場合が多いです。まだまだ取り組みとしては始めたばかりですが、そんな発信を社内外問わず行ってます。
特に動画コンテンツに活路を見出しています。
店舗の販促動画や商品のイメージ動画は私はあまりグッときません。中には面白いものもあってついつい足を止めてしまうものもあるのですが、大抵素通りしてしまいます。
その違いは面白いかどうかではないかと思っております。
エンタメ感があり笑ってしまうものに引き付けられます。
なので私たちの作る動画は洗練されてないかもしれませんが、つい見てしまうエンタメ性のあるもの、そして商品の魅力を伝えられるものにしようと試みております。
ワークショップ
そこで社内で”商品=内容×伝え方”をメインテーマに、動画のストーリーを考えるワークショップを開催してみました。
参加してくれたのは6名。題材はラジカセ。
最初は疑心暗鬼で発言もまばらでどうなることかとちょっと心配してましたが、進むにつれて少しづつ意見が出てきました。
キーワードを出し、その前後の起承転結を考え最後はそれぞれが一つのストーリーを生み出し発表してくれました。
”タッチ式のボタンだと反応しないことがある乾燥肌の私には、うちのラジカセはボタンが大きく物理的なスイッチなのでしっくりくる!”のような切り口で作文してくれたベテラン社員さんのプレゼンは秀逸でした。普段の仕事では見せない素晴らしい場面を見せてもらいました。
他にも素晴らしいものばかりでした。
何かを生み出していくことが今、我々には問われていると思います。
全員が一つのものに向かい生み出していくためには楽しく、肯定的な場を提供していくことが私の仕事の一つなのだと実感した会でした。
まだまだいろいろ企画していきます!
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