第28回 準備万端はない?

準備に時間をかける

株式会社アズマの小川でございます。

今回からTOPの画像を変えてみました。寒くなってきたので衣替えです(笑)。

本日は”準備”に関する持論を展開したいと思います。

何か事を始めるときの準備は大切ですよね。

アズマでいうと、”このホットプレートを商品化するぞ!”のための準備。

”オフラインのイベントやるぞ!”の準備などがあります。

しかしなかなか進まないこともあります。

準備万端にして間違いない状態までにしないとスタートを切りません。

お金がかかることなら、なおさら、だって会社に損はさせられないから、事前にミスが起きそうなことを想定して準備します。


大昔、私はスポーツをやっていたので公式戦前だったら用具の準備を整えたり、数日前から食べる物に気を付けたり、体のケアをしたりと、いろいろな準備をしてました。

営業の仕事の時は商談前に企画書を作成するために製品の仕様を確認したり、市場の競合商品との違いを見つけたり、サンプルを使用してみたりと、割と準備を万端にしてきたつもりでした。

どれだけ準備をしても当日不安に駆られることはあります。あれもやっておけばよかった、これもやっておけばよかったと思うこともありました。むしろそんな感情が湧いてくる感じです。

が、その日はやってきてしまいます。

準備を万端にするために公式戦をずらすことはできないし、商談もお相手があることなのでなかなかずらすことはしたくありません。

準備万端って存在するの?

と考えたときに、スタートを切ったときに「私、準備万端!」って言いきれる人っているのかしら?と思ってしまいます。

もしかしたら「準備が万端じゃないから期限を延ばそう!」を選んでいるのではなかろうか?とも思ってしまいます。

あくまでも持論ですが、準備万端にしてから、何かをスタートすることって無理なのではないかと思っています。
期限を決めてスタートを切り、来たる、その日のために準備をする。」が、正しいのだと思います。

期限に向けてスタートしながら準備する

全てのものには期限があります。

もちろん趣味や、個人の日常生活でライフワークにしてることなどは期限を設けずにのんびりゆっくりやれることもあるでしょう。

それは尊重しますし、私にもあります。

家族の写真整理は、私の中ではそれにあたります。

年の瀬になると、年賀状作成もあり、家内にかなりきつめに期限の設定をされます・・・。

が、こと事業となるとちょっと違う気がします。

準備が整わないからスタートしない、だといつまでたっても収益にはつながりません。

会社の収益のため、ひいては自分の生活のために早く収益化しなければならないはずなのに一向にスタートすら切らないって?

なのでアズマでは期限を設定しスタートを切りながら準備していくようになってきております。
今週末行うイベントもあえて短期間で準備するような開催日を設定しました。

製品開発は、生産工場との折衝や品質管理課の検証など、一筋縄ではいかないことしかありませんし、
安全性が担保できない、満足できる製品機能ではないときなど、プロジェクトを止める場合もあります。

しかしながら、担当者は期限に間に合わせるように日々スタートを切りながら準備をすすめてくれています。

余裕を持たずに期限を設定し、高いクオリティの状態で準備をすることが重要だと思います。

「考えられる課題は爆速でつぶし、爆速で改善する。」

これが何者でもない我々中小企業が生き残っていく道ではないでしょうか?

準備をする従業員の皆さんには感謝してます!ありがとうございます!

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