第37回 書くことと読むこと 其の2

読解力の必要性

株式会社アズマの小川です。
32回から引き続き書くことと読むことを題材にしております。
今回は読むこと=読解力についてフォーカスしたいと思います。

当社でも業務上のコミュニケーションがチャットが主流になり、外部の協力会社との共有もLINEなどのSNSを利用することが多くなりました。
ただこういったコミュニケーション方法だと、どうしても短い文章でのやりとりが多く、うまくコミュニケーションが取れていないのではと感じたりします。

メリット

読解力を上げるメリットとしては下記のようなものがあげられます。
①インプット量が増える
優れた読解力があると、効率よく読書ができるので大量のインプットが可能です。
蓄積された判断材料が多い人は、的確な判断をチョイスができます。
②質の高い情報だけインプットできる
読解力に長けていると、有益な情報とそうでないものを感覚的に選別できます。
③誤解や曲解のトラブルが減る
ビジネスでの一番のメリットは資料や報告書を読む際に素早く要点を把握できるようになりますし、打ち合わせや会議において相手が伝えたいことを的確に理解できるようになります。
また、どのように伝えれば相手が理解しやすいかも分かるので、説得力を持って話すことができます。

などなどメリットはあるのは分かりますがどのように挙げていけばいいんでしょうか?

どのように向上させればいいの?

読解力のある人とは、論理的に文章を読み取ったり、物事をみることができる人のことでもあります。
論理的思考とは、「物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てる」思考法のことです。
ロジカルシンキングと呼ばれるやつです。
ロジカルシンキングの向上方法は長くなりそうなので割愛します・・調べてみてください。

恐らくこの考え方が最重要なのでしょう。


あとは、私もSNSなどで情報の一部だけ切り取って理解した気になってしまうことがあります。
すると自身の思い込みや思考の癖、主観が入る余地が大きくなります。
本来伝えたかったことと大きく乖離してしまう可能性が高くなります。
このようなことは無意識にやってることが多いので、日常を振り返ることも重要だと思います。
主観や先入観に捕らわれずに客観的に情報を捉える力を養うことが重要です。

本を読むことも効果があるそうです。読むだけではなく、内容を要約しアウトプットすることが大切です。読解力は、文章を読むだけではなく「理解し、解釈する力」でもあり、きちんと内容を理解しなければ要約できないからです。
アウトプットの仕方は、ブログやSNSで発信する、他者に話すなど、様々な方法があります。

読解力は、情報があふれている今の時代において、非常に重要な力です。
まずは、自身の読解力を振り返ってみて、どこが弱いか、どこを鍛えていくべきか考えてみてはいかがでしょう。私は一度振り返ってみようかと思います。

日本人は大人になってから最も学ばない国民だと言われてるそうです。
学生の時に詰め込まれてきたのでもう勉強したくない!と思ってしまうのでしょう。
私は幸い学生の頃勉強してこなかったので、今します!



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