第33回 書くことと読むこと 其の一

小学校の国語の先生 則武先生

株式会社アズマの小川です。

今年49歳。2児の父の私にも、かわいらしい小学生時代がありました。
担任の先生は、鹿児島出身で、当時すでにおばあちゃん先生だった則武先生でした。
私は言うことを聞かない、悪さばかりする問題児でした。

周りは疎ましく思っていたでしょうが、則武先生だけは最後まで見捨てずに、向き合ってくれました。

そんな則武先生は国語を専門にしておられていて当時の教えが今でも残っています。
特に字の成り立ちから教わった漢字は、今世代を超えて息子に伝えたりしてます。

文章を書くこと読むこと

日本人である私たちは、読み書きを最低限出来るように学校教育を受けてきました。
不自由なく文字が書けて、不自由なく文字を読むことができます。
しかしこれって文章が書けて、文章が読めていることとは同義ではないような。

ホリエモンが最近話してたことを思い出しました。
世の中に読解力のない人間が多すぎると。

「Twitterで僕よく炎上するじゃないですか。なんで炎上するのかっていうのを最近誰かが書いてて、それによるとどうやら「読解してない」らしいんですよ。つまり何を言ってるのか、真意を分かってないみたいで。もちろん行間は読めないし、構文解析みたいなものもできてない。文脈も行間も読めてないんですよ。」

と。

自分は大丈夫なのか心配になってしまいました。
書くこと、読むこと、伝えること、理解すること、すべてが今の自分の仕事の大部分を占めています。
これができてなかったら・・・。全く違う方向に進んでいってしまいます。
自分含めて組織の読解力を向上させていくことも重要ですが、わかりやすい口語で伝えることも重要かもしれません。

恩師の言葉

則武先生が言っていたことを思い出します。

“行間を読めるようになってください。読むためのヒントは、そこかしこにあるんですよ。
物語なら動作から登場人物の心の機微を捉えたり、作者が選ぶ言葉から本当に伝えたいことを感じ取ってください”って。

小学生だった私にも響いたんでしょうね。今でも覚えてます。

書くことの7つのルールを意識してみましょう

インターネットが普及した今、文章でのコミュニケーションの機会は想像以上に多いものです。

例えば、ブログやSNSで情報発信、メールやチャットなどをベースに会話する機会にも文章力は問われています。

ビジネスの場でも、報告書、日報、議事録、提案書、稟議書、プレゼンテーション、プレスリリース、顛末書など、文章を書かなければいけない場面は意外と多くあります。

特に当社では、議事録、稟議書を重要視してます。

一部の従業員が参加した会議の議事録を全社に共有し集合知としてます。

その際の議事録も箇条書きになっていたりと伝えるべき内容が不足してることが多々あります。

なので、私も少し調べてみました。文章を書くプロの方は下記7つのルールを守っているそうです。

1 文章はシンプルに
2 伝わる文章には「型」がある
3 文章も「見た目」が大事
4 文章は必ず読み返そう
5 「わかりやすい言葉」を選ぶ
6 比喩・たとえ話を使おう
7 接続詞を正しく使おう

https://kurahiro.tepco.co.jp/media/career/7799/index.html
引用元です。長くなってしまうので詳しくはこちらをご覧ください。
これがすべてではないと思いますが、動機づけに参考になるかと思います。


今回は文章を書くことに終始しました。

其の二では読むことに焦点を当ててみましょう。

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